茨城県境町へのふるさと納税(寄付金)、昨年は県内1位の納税額をいただきましたが、今年もさらに多くの納税をいただいております。昨年同期比では、1月から6月までの納税は4000万円程度でしたが、今年は2億5千万円を超え、昨年同期の6~7倍の納税をいただいております。※(これには、熊本県への代理受付分1億1000万円は入っておりません)
今年4月の総務省通達により、様々な議論が出ているふるさと納税ですが、熊本県への支援や、体験型の普及、地元中小企業、地元産品の活性化という意味では、小売業が大変厳しい状況にある中非常に素晴らしい制度であり、総務省通達を遵守しながら、地域の活性化をはかってまいりたいと考えております。
◎今年度は、給食費の補助や、9月からの第三子保育料の無料化、小中学校トイレの様式化、グラウンドゴルフ場のトイレ整備など、いままで財政が厳しくできなかった施策などを実施させていただく予定です。なお、給食費の現金集金も口座振替化についても、「議会からは給食費の滞納が増えるのでは」という意見が出されましたが、役所の立場ではなく、子供たちが現金を学校へもっていくことや、保護者の皆さんのご意見など、住民の皆さん側に立った行政を目指し、口座振替化をすすめたいと考えております。
様々な政策を打つことにより、町は活性化すると考えています。「財政厳しいのにそんなに使って大丈夫なの?」という意見も聞かれます。境町の財政は、3年連続でまちの借金を減らし、貯金を増やしております。また、様々な事業は補助金の獲得や、民間投資で行っており、補助金のカットなどはおこなっておりません。道の駅もそうですが、やり方を変えるだけで、行財政は改善できると確信をしています。少子高齢化、行財政、企業誘致、福祉、教育、移住定住、さまざまな課題がありますが、ひとつづつ課題を乗り越えることにより、今後の境町の未来は明るくなると感じています。