14日、木曜日、町立境小学校で9月からはじまった、最先端英語教育「スーパーグローバルスクール授業」を視察してまいりました。また、この日は公開授業として、町の議員、県議の他に、岡本衆議院議員、井手県議、田村県議、牛久の市議会議員の先生方にも視察に参加していただきました。
「明確な目標」
9月から始まったフィリピン人の英語教師による英語の授業ですが、境町では、日本の英語教育で行われてきた「読み・書き」の学習よりも、会話に重点を置き、高い目標設定を明確にして、小学校卒業時に英検3級、TOEIC300点、中学校卒業までには英検2級、TOEIC600点を目指す取り組みが特徴です。
今年度は、境小をモデル校としてカリキュラムを実施・検証し、来年4月から町内すべての小中学校で実施する予定です。
毎日全ての学年で45分間の英語の授業を確保し、小学校低学年から日常的に英会話ができる機会をつくることで、国際社会で活躍できる人材の育成を目指したいと思っております。
「なぜ、英語力なのか」
なぜ、境町がこの取り組みを他市町村に先駆けて実施するかには、二つの要因があり、ひとつ目の要因は、現在、日本の英語力ランキングで、TOEFLスコアベースではアジアでは28位、EFEPIでみても下位という状況にあり、シンガポールやマレーシアの子供たちに負けるという状況にあります。年収ベースでも、英語を話せるか話せないかでは単純に2割から3割違うというデータも出ており、子供たちの未来のために境町は率先して投資をするということです。そして、二つ目は、境町の中学生は、1割が町外の私立や県立の中学校へ通っており、このカリキュラムを実施することで、境町で学び育つ子供たちを増やそうという移住定住策にもなるということです。実際にこの授業が始まり、境町に引越しをするか検討しているかたもいるときいています。
「なぜフィリピンなのか」
そして、もうひとつのなぜ。なぜフィリピンなのかというと、フィリピンはアメリカの統治時代に英語で教育が行われ、英語力の国際比較でも、世界的にトップクラスのレベルです。そして、発音で言えば、アジアの中でも、素晴らしくネイティブだということです。そしてポイントなのは、英語を教える教師の資格を持った先生を招聘しているということです。
町としては、来年度の全小中学校での本格実施に向け、来年3月には20名程度の教師を招聘する計画となっており、それに先立ち今年5月には、フィリピン・マリキナ市と姉妹都市協定を締結しました。
「国の先を行く事業」
文部科学省が2月に公表した次期学習指導要領では、現在小学5,6年に課している「外国語活動」を3,4年に引き下げ、5,6年には英語を教科化する方針が示されています。境町では、総合的な学習の時間や昼休みなどを活用することで英語に接する時間を毎日確保し、小学1年から中学3年生までの9年間、日常的に英語に親しめるようにします。事業費は年間1億円かかりますが、財源にはふるさと納税の寄付金を充て、今後長く確保するために、英語教育に関する基金を創設し、長期的に基金から財源を捻出していく方向で検討しています。すでに3年分の3億円は確保できる見込み。小学1年生から中学3年生までの、9年分は確保していきたい。(橋本正裕町長談)
今回、境小学校で行われた授業では、フィリピン人英語教師3人が表現力豊かに、子どもたちに英語だけで話しかけ、授業中の指示も全て英語で行われ、子どもたちは戸惑いながらも、ジェスチャーやゲームを交えて行われる授業を楽しんでいました。
昨年、この事業を提案した岡本三成衆議院議員は、モデル事業終了後、子ども達に「英語が自由に話せるかどうかで皆さんの将来は大きく変わってきます。特に、中学1年生の時に英語が好きか嫌いかによって、その後の状態度大きく違ってくると思います。この英語の授業で楽しく学んでください」と語りかけました。(井手県議ページ抜粋)
この事業に関しましては、岡本衆議院議員、遠藤乙彦元財務副大臣、大類AKI財団代表にはお世話になり、町を代表して感謝を申し上げます。
「明確な目標」
9月から始まったフィリピン人の英語教師による英語の授業ですが、境町では、日本の英語教育で行われてきた「読み・書き」の学習よりも、会話に重点を置き、高い目標設定を明確にして、小学校卒業時に英検3級、TOEIC300点、中学校卒業までには英検2級、TOEIC600点を目指す取り組みが特徴です。
今年度は、境小をモデル校としてカリキュラムを実施・検証し、来年4月から町内すべての小中学校で実施する予定です。
毎日全ての学年で45分間の英語の授業を確保し、小学校低学年から日常的に英会話ができる機会をつくることで、国際社会で活躍できる人材の育成を目指したいと思っております。
「なぜ、英語力なのか」
なぜ、境町がこの取り組みを他市町村に先駆けて実施するかには、二つの要因があり、ひとつ目の要因は、現在、日本の英語力ランキングで、TOEFLスコアベースではアジアでは28位、EFEPIでみても下位という状況にあり、シンガポールやマレーシアの子供たちに負けるという状況にあります。年収ベースでも、英語を話せるか話せないかでは単純に2割から3割違うというデータも出ており、子供たちの未来のために境町は率先して投資をするということです。そして、二つ目は、境町の中学生は、1割が町外の私立や県立の中学校へ通っており、このカリキュラムを実施することで、境町で学び育つ子供たちを増やそうという移住定住策にもなるということです。実際にこの授業が始まり、境町に引越しをするか検討しているかたもいるときいています。
「なぜフィリピンなのか」
そして、もうひとつのなぜ。なぜフィリピンなのかというと、フィリピンはアメリカの統治時代に英語で教育が行われ、英語力の国際比較でも、世界的にトップクラスのレベルです。そして、発音で言えば、アジアの中でも、素晴らしくネイティブだということです。そしてポイントなのは、英語を教える教師の資格を持った先生を招聘しているということです。
町としては、来年度の全小中学校での本格実施に向け、来年3月には20名程度の教師を招聘する計画となっており、それに先立ち今年5月には、フィリピン・マリキナ市と姉妹都市協定を締結しました。
「国の先を行く事業」
文部科学省が2月に公表した次期学習指導要領では、現在小学5,6年に課している「外国語活動」を3,4年に引き下げ、5,6年には英語を教科化する方針が示されています。境町では、総合的な学習の時間や昼休みなどを活用することで英語に接する時間を毎日確保し、小学1年から中学3年生までの9年間、日常的に英語に親しめるようにします。事業費は年間1億円かかりますが、財源にはふるさと納税の寄付金を充て、今後長く確保するために、英語教育に関する基金を創設し、長期的に基金から財源を捻出していく方向で検討しています。すでに3年分の3億円は確保できる見込み。小学1年生から中学3年生までの、9年分は確保していきたい。(橋本正裕町長談)
今回、境小学校で行われた授業では、フィリピン人英語教師3人が表現力豊かに、子どもたちに英語だけで話しかけ、授業中の指示も全て英語で行われ、子どもたちは戸惑いながらも、ジェスチャーやゲームを交えて行われる授業を楽しんでいました。
昨年、この事業を提案した岡本三成衆議院議員は、モデル事業終了後、子ども達に「英語が自由に話せるかどうかで皆さんの将来は大きく変わってきます。特に、中学1年生の時に英語が好きか嫌いかによって、その後の状態度大きく違ってくると思います。この英語の授業で楽しく学んでください」と語りかけました。(井手県議ページ抜粋)
この事業に関しましては、岡本衆議院議員、遠藤乙彦元財務副大臣、大類AKI財団代表にはお世話になり、町を代表して感謝を申し上げます。