全国での、市町村長のワクチン接種が報道をされております。
5月9日に、境町長である私も接種を受けました。当日、町民の皆様には、町の防災無線やホームページでも公表をさせていただいておりますが、昨日、取材等も受けましたので、詳細を説明いたします。
①医療従事者枠での職員接種については、境町の危機管理部並びに、保健センターの職員など19名が、4月9日、5月7日に2回の接種を受けました。ガイドラインに従い、ワクチン接種等担当職員のうち最小限での接種となっております。
②町長については、5月9日接種をいたしました。高齢者分のキャンセル分を打たせていただきました。理由は、皆様にも当日、お知らせさせていただいたとおり、危機管理と、ワクチン接種に不安な皆様に寄り添うためとしております。
③町長のワクチン接種については、5月2日、議会内で陽性者が発生し、私も含め議会全員がPCR検査を実施したため、5月4日、コロナウィルス対策本部で協議し、その後、5月6日、議会全員協議会で相談し、コロナウィルスワクチンを接種することを決定いたしました。
④ワクチン接種においての、キャンセル分については、ワクチン接種に関わる職員に接種させていただくと、町では決定させていただいておりますが、担当職員の接種完了後は、三条市の学校関係者や保育関係者、戸田市のワクチンバンクなど、キャンセル分を無駄にしない有効策を検討してまいります。
⑤今後、町としては、新型コロナウィルスで不安な住民の皆様に、1日でも早くワクチン接種ができるよう、高齢者接種完了予定の7月25日も前倒しして実施できるように準備をしております。また、基礎疾患をお持ちの方並びに、65歳以下の皆様への摂取開始についても7月中には開始をさせていただきたいと思います。
⑥コールセンターのつながりづらい問題については、現在は解消されておりますが、今後、65歳以下の皆様へのワクチン接種予約の際、同様の課題が懸念されますので、早急に対策を実施ていきたいと考えています。
なお、様々な経験のもと、町長が災害時などリモートをするわけにはいかないと判断させていただき、また、ワクチン接種の町民の皆様の不安を取り除き、ワクチン接種を推進していただくためにも私の接種を実施しましたが、不公平感を感じた町民の皆様がいた場合には、謝罪をするとともに、ご理解をお願いしたいと思います。
また、透明性と説明責任が重要だと考えておりますので、決定のプロセスなどをしっかり公表してまいります。